ONTAP System Managerを使用してCA署名証明書をインストールまたは更新する方法
環境
- ONTAP 9.10.1以降
- ONTAP System Manager
概要
ONTAP 9.10.1以降では 、ONTAP System Managerのユーザインターフェイスで認証局(CA)署名証明書を作成、インストール、更新、および管理できます。
手順
- ONTAP System Managerのユーザインターフェイスにログインします。
- [cluster] -> [Settings]を選択します。
- 下にスクロールし、[Certificates]の横にある矢印を選択します。
- [+ Generate Certificate Signing Request(CSR;証明書署名要求)]を選択します。
5.[その他のオプション]をクリックし 、必要に応じて入力します。
- 注:
- Uniform Resource Locator(URL)を除外するか、フィールドにUniform Resource Locator(
/sysmgr/v4
)( を除く)を入力します。 - ドメインネームサーバ(DNS)はクラスタの完全修飾ドメイン名(FQDN)になり、DNSサーバのFQDNにはなりません。 個 々 のノードのFQDNまたはホスト名を使用してSystem Managerにセキュアにアクセスする場合は、それらをカンマで区切って指定する必要があります。
- 複数のノードのCA署名証明書を作成する場合は、含めるIPアドレスをカンマで区切って指定できます。
- 最新のブラウザでは、Subject Alternative Namesフィールドを使用する必要があります。
- Uniform Resource Locator(URL)を除外するか、フィールドにUniform Resource Locator(
6.[エクスポート]をクリックする か、内容をコピーします。
注:あとで使用できるように秘密鍵を保存しておいてください。
7.送信し証明書署名要求(CSR)の出力を認証局(CA)に、署名済みのデジタル証明書を作成します。
注:適切な手順については、認証局(CA)のドキュメントを参照してください。
注: 認証局(CA)の場所についてサポートが必要な場合は、次のKBを参照してください。 ONTAP認証局の場所を確認する方法
8.System Managerの[クライアント/サーバ証明書]タブを選択します。
9.[+Add]をクリック
10.CA署名証明書を貼り付けるかインポートします
11.System Managerビューをフィルタして新しい共通名を表示
シリアル番号をメモします。
12.新しい証明書を有効にするには、次のコマンドを使用します。
A.現在の証明書を検証する
::> certificate show -vserver <vserver> -common-name <common-name>
B.
現在の証明書を変更する
::> security ssl modify -vserver <vserver> -ca <ca> -serial <serial>