パフォーマンス分析用のデータ収集に関する一般的なガイダンスONTAP 7ModeおよびCdot
環境
- ONTAP 7-Modeの略
- Cdot
説明
これは、パフォーマンス分析のためにデータを収集するための一般的なガイダンスです。
データの収集方法は次のとおりです。
- 調査が必要な問題 のタイプ
- データへのアクセスに使用するプロトコル
- インフラ(ネットワークの種類)
一部のコーナーケースでは、レポートされた問題 の複数の時点および各フェーズでデータを収集する必要があります。
たとえば、バックアップ処理が遅い、または一部のスクリプトの実行に時間がかかるなどの理由で問題 が報告された場合は、通常、バックアップ処理中にデータを収集する必要があります。また、バックアップに「通常」の時間(バックアップに「かなり長い時間」を要していなかった時間)にも収集する必要があります。
問題 の実行中にパフォーマンス分析用のデータを収集し、正確なタイムスタンプを指定して文書化する必要があります。
データ収集には2つの主要なツールがあります。
ONTAP バージョン8.3以降を実行しているシステム:パフォーマンスアーカイブ (推奨ツール)とperfstat
7-Mode システム: perfstat (version7.39)
ダウンロードリンク :https://mysupport.netapp.com/site/tools/tool-eula/perfstat7
シングルイテレーション(-tパラメータ)の期間、イテレーション回数(-i)、および実行回数の決定は、問題 によって異なる場合があり、アクションプランを介して問題 で作業しているTSEによって行われます。
パラメータ-t(カウンタを収集してからもう一度初期化するまでの分数)ほとんどのパフォーマンストラブルシューティングでは5(5分)に設定されています。