StorageGRID 内のストレージノードで SSTS エラーをトラブルシューティングする方法
に適用されます
StorageGRID
説明
この記事では、 SSTS エラーのトラブルシューティングプロセスの概要を示します。ここでは、想定されるシナリオの一部のみを詳しく説明します。
StorageGRID ストレージノードから SSTS エラーが返される原因となるさまざまな問題があります。このいずれかの問題が発生すると、ノードは SSTS の値を「 Error 」に変更してオフライン状態になります。これにより、ファイルシステムの破損やその他の問題からデータを保護できます。SSTS エラーは、権限の問題、ヘルスチェックのタイムアウト、ハードウェアの問題、ファイルシステムの問題などによって発生します。ストレージノードがエラー状態になると、 ILM ルールに基づいて、新しいファイルが他のストレージノードに書き込まれます。グリッドに取り込まれたファイルを読み出す要求は、それらのファイルのバックアップ先にリダイレクトされます。ほとんどのシナリオでは、オフライン状態のストレージノードはエンドユーザに対して透過的です。読み出し要求に対して一部のレイテンシが発生する可能性があります。
NMS では次のアラームが報告されます。
Critical SSTS (Storage Status) Error
ORSU Outbound Replication Status - Storage Unavailable
VSTU - Object Verification Status - Not Started