コンシステンシ・ポイント・タイプとは何ですかONTAP 9ではどのように測定されますか
環境
ONTAP 9
回答
- ONTAP 9およびアグリゲートごとのCPでは、[sysstat]のCP情報が変更されています。
- 例(わかりやすくするために一部の列は削除されています):
cluster::*> node run -node node_1 sysstat -x 1 CPU Total Net kB/s Disk kB/s CP CP_Ty CP_Ph Disk FCP kB/s iSCSI kB/s in out read write time [T--H--F--N--B--O--#--:] [n--v--p--f] util in out in out 3% 13 56 56 3300 27760 97% 1--0--0--0--0--0--0--0 0--0--0--1 65% 0 0 0 0 3% 0 55 55 30 240 11% 0--0--0--0--0--0--0--0 0--0--0--0 9% 0 0 0 0 4% 8 66 64 12 0 0% 0--0--0--0--0--0--0--0 0--0--0--0 0% 0 0 0 0 8% 0 50 50 0 12 0% 0--0--0--0--0--0--0--0 0--0--0--0 1% 0 0 0 0
- 個 々 のCPを表示する代わりに、CPの概要が表示されるようになりました。
CP_Ty CP_Ph
[T--H--F--N--B--O--#--:] [n--v--p--f]
CP_Ty
以下の理由でCPがトリガーされた(または継続している)アグリゲートの数が列に表示されるようになりました。
CP_Ty(CPタイプ) | 定義 |
---|---|
停 | タイマーが原因のCP |
H | 上限値が原因のCP。ストレージシステムのメモリキャッシュ内の変更されたデータの量が十分に多いため、 CPを起動して強制的にディスクに出力するのが理想的 |
F | NVLogのフル稼働が原因のCP。ストレージ・システムのNVRAMプールに記録されたデータの量が十分に多いため、 CPを起動して強制的にディスクに出力するのが理想的 |
注 | NVログがエントリの最大数に達したために発生するCP |
B | 連続CP |
止 | その他すべてのタイプのCP |
# | 前のインターバルからCPが継続され、ストレージ・システムが現在のデータを ディスクにコミットする必要があると判断した場合(何らかのウォーターマークに達した場合)、次のCPのタイプがBになるようにします。 |
: | 前のインターバルからのCPの継続 |
CP_Ph
列は 、次のフェーズのアグリゲートの数を表します。
CP_PH(CPフェーズ) | 定義 |
---|---|
n | 通常のファイルの処理中 |
v | 変更されたスーパーブロックをディスクにフラッシュしています |
p | その他すべてのファイル処理 |
f | ヘンコウサレタテエタノフラツシユ |