クラスタアグリゲートの容量についてCLIとOSMが一致しないのはなぜですか?
環境
- ONTAP System Manager 9.6以降(OSM)の新機能
- アグリゲート容量
お問い合わせ先
- クラスタ容量とアグリゲート容量でCLIとSystem Managerが一致しないのはなぜですか?
- CLIと比較して、System Managerのダッシュボードで報告される使用可能スペースが想定よりも少ないのはなぜですか?
回答
- 問題は、重複排除機能と圧縮機能が有効な場合に表示されます
- 使用 済み容量は 、すべて使用済みの論理スペースです
- 使用可能 なスペースは 物理スペースです
- 残っている物理スペースの重複排除と圧縮は計算できません
論理スペース
- 論理スペースとは、重複排除や圧縮などを考慮せずに、理論上のスペースをどのように使用できるかを指します
- 圧縮は、データブロックを圧縮グループに集約し、各データブロックを 1 つのブロックとして格納することで、ボリュームに必要な物理ストレージの量を削減する機能です
- データ重複排除は、データの余分なコピーを排除し、ストレージ容量の要件を大幅に削減するプロセスです
物理スペース
- 物理スペースとは、データアグリゲートで使用されている物理ブロックの数です。これには以下は含まれません。
- ルートアグリゲート
- スペアディスク
- ハリテイテイテイスク
CLI 出力:
- 次のコマンドを使用すると、詳細を確認できます。
::> storage aggregate show
::> aggr show-space
::> aggr show -fields physical-used,data-compaction-space-saved-percent,sis-space-saved-percent,composite-capacity-tier-used,size,physical-used-percent,data-compaction-space-saved,sis-space-saved