BrocadeスイッチのFabric OSファームウェアをアップグレードまたはダウングレードする方法
環境
- SAN
- Brocadeファイバーチャネルスイッチ
- FlexPod
概要
Brocadeスイッチのファームウェアのアップグレード/ダウングレード
手順
| この手順はファブリック接続 MetroCluster には適用されません。 |
注:
- この手順には、WindowsまたはUNIXワークステーション上でFTPサービスが実行されている必要があります。Microsoft IISはBrocadeでテストされ、サポートされています。
- それより古いバージョンのFabric OSでは、段階的なアップグレードが必要になることがあります。ターゲット バージョンについてはサポートされるアップグレード パスのセクションを参照してください。このセクションはBrocade® Fabric OS®ソフトウェア アップグレード ガイドにあります。
例:
v7.4.x —> v8.0.x —> v8.1.x
- Brocade Fabric OSをNetAppから入手する方法
configuploadコマンドで構成をバックアップし、supportsaveを収集します。- アップグレードの実行中にTruFOS証明書をバイパスできるかどうかを確認するには、Brocade TruFOS証明書のセクションを参照してください。これはBrocade® Fabric OS®ソフトウェア アップグレード ガイドにあります。
- 以下に示す方法(SANnavまたはCLI)のいずれかを使用してスイッチをアップグレードします。
- SANnavを使用する場合は、以下を参照してください:SANnavを使用したBrocadeスイッチのアップグレード
- CLI/SSHを使用する場合は、以下の手順に従います:
- ワークステーションがBrocadeスイッチにpingを実行できることを確認します
- 抽出したファームウェアのディレクトリ構造を
ftprootで確認します - Brocadeスイッチで
firmwaredownloadコマンドを実行します。ファームウェアの更新は、CLIまたはWebインターフェイスから実行できます - ワークステーションのIPアドレスを入力します
- 匿名または有効なFTPユーザとしてログインします
ftprootを基準にしたファームウェア ディレクトリのパスを指定し、release.plistを入力します。
例:
v8.4.0 の場合、パスは次のとおりです:fw/v8.4.0/release.plist
注:release.plist ファイルはファームウェア ディレクトリ(/fw/v8.4.0)のルートにはリストされていませんが、ファームウェアはスイッチ タイプに基づいて子ディレクトリ内の適切なrelease.plist ファイルを使用します。
- スイッチは、セカンダリ ファームウェアを更新し、リブートし、プライマリを更新してから最後にリブートします。
- 完了したら、
versionとfirmwareshow.を入力して確認します。
追加情報
- Director スイッチの場合は、アップグレード前にHA同期の状態であることを確認する必要があります。
- 以下のコマンドを実行して、HAステータスを確認できます。
hashowslotshow -mchassisshowharedundancy –show
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